太陽光発電自己診断支援システム利用方法マニュアル
 動きもなく音もなく、毎日太陽の光を電力に変えてくれる太陽光発電システム。現在製造されている太陽電池パネルの信頼性はとても高く、寿命も20年以上が期待できます。とはいえ、故障がまったく無い訳ではありません。また、発電量を少なくさせてしまう要因がいくつかありますのでご紹介します。
 最も故障事例で多いのは、パワーコンディショナ、またはインバーターとよばれる装置に起きるトラブルです。これは、太陽電池パネルが発電した直流の電力を、普段私たちが使っている交流の電力に変換する部分です。10年程で交換することになってしまう事例が多く、この部分が故障すると発電量がゼロになってしまいます。また、メーカーの保証期間を過ぎると交換に費用がかかりますので、早めに故障に気づいてほしい装置です。

風嵐に耐えて

 屋外に設置している太陽電池パネルが故障することもあります。毎日、屋根の上で太陽の光を受け、熱いときには60度以上、寒いときにはマイナスの温度にまで下がることもあります。雨風や砂埃、積雪や鳥の糞のほか、固い雹が降り落ちてくることもあり、過酷な自然環境にさらされています。多くの太陽電池パネルのメーカーが10年程度の保証をつけていますが、発電量が下がったかなと思ったときは、メーカーの診断を受けてみましょう。ただし、診断は有料の場合が多いので、依頼される前にメーカーに確認してください。

影になっている

 他に発電量の低下を招く要因として、一番の多いのが日陰の影響です。発電量が減ったなと思ったら、設置した時には無かった建物や電柱、木々によって日陰ができていないかを確認してください。庭木も太陽光発電システムと同様に環境保全につながっているものですので、切り過ぎないように手入れしましょう。

ストップ

 まだ事例としては少ないのですが、今後、太陽光発電システムが大量に普及してくると、少し注意が必要なのが電圧の問題です。
 同じ地域で多くの人が電気を売ろうとすると、電圧が高くなり過ぎるという現象が起きます。川に多くの水が流れ込んで川が溢れそうになるようなものです。この危険を避けるために、地域全体の電圧が高くなると、皆さんの太陽光発電システムは発電するのをやめてしまいます。
 このような場合、故障でもないのに太陽光発電システムが一時停止をしたり、晴天なのに十分に発電しなくなることがあります。この現象は、パワーコンディショナや表示パネルのエラー表示などで確認できる場合もあります。パワーコンディショナのマニュアル等を参考に確認してみてください。
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