太陽光発電自己診断支援システム利用方法マニュアル
【1】あなたの太陽電池パネルの容量をご存知ですか?

元気なパネル

 まず、能力低下や故障に気づくためには、あなたの太陽光発電システムが故障していない状態の能力を知っておく必要があります。
能力を知るためのポイントは4つ。
1 設置の傾斜角、
2 設置の方位角、
3 太陽電池容量、
4 設置方式です。
 これら4つのポイントを自己診断支援システムに登録していただくことで、個々のパネルの能力と日射量や気温のデータをかけ合わせて、発電量発電電力量の「推定値」を計算することができます。そこで、インターネットにアクセスしてからの登録作業をスムーズにするために、ここでは登録に必要な4つのポイントを順に調べて、「パネル構成設定シート」(マニュアル冊子のp29か、こちらからダウンロード)に書いていただきます。
シートを記入する
【1】−1 設置の傾斜角とは
 設置の傾斜角は、パネルが水平に対して起き上がっている度合いです。屋根の傾きにあわせて設置されている場合は、屋根の勾配がそのまま「傾斜角」になります。
傾斜角
≪ 屋根の勾配で使われる単位と傾斜角 ≫
 一般に日本の住宅では、屋根の勾配(傾き)を「一寸勾配」、「三寸勾配」などと言います。これは、横(水平)方向の一尺(十寸)に対して、縦(垂直)方向にどのくらい上がっているかを表しています。屋根の勾配からパネルの傾斜角を知りたい場合の参考にしてください。
三寸勾配勾配と傾斜角
【1】−2 設置の方位角とは
 設置の方位角は、パネルが向いている方角です。真南を「0」度とし、東向きをマイナスの角度で、西向きをプラスの角度で表します。
 真東は「−90」度、真西は「90」度、真北は「180度」です。(真北は「−180度」でもありますが、便宜上ここでは「180度」としてください。)コンパスや立地周辺地図などを利用して、できるだけ正確な角度を調べてください。
方位角
【1】−3 太陽電池容量とは
 太陽光発電システムを設置された時の仕様書で確認してください。○○kW(キロワット)という単位で書かれています。
仕様書
【1】−4 設置方式とは
 代表的な2種類の設置方式のどちらかを選んでください。屋根に沿って設置する「屋根置き型」か、平らな屋根に架台を載せパネルを傾けて設置する「架台設置型」のいずれかです。
設置の型
【2】パネルの方位角別の記入方法
 同じ太陽電池容量のパネルでも、太陽に対する方位角が違えば発電量が違ってきます。そこで、方位角ごとに太陽電池容量の総量を登録していただきます。設置が1面の場合は1面の総量を、複数面の場合はそれぞれの方位角ごとの総量を計算しておきましょう。ここでは、1面の場合、2面から5面の場合、6面以上の場合を説明いたします。
【2】−1 パネルを設置した屋根面が1面の場合
(パネル1枚当たりの太陽電池容量が200Wの場合)
屋根1面方角
屋根1面の時のシート例
【2】−2 パネルを設置した屋根面が2面〜5面の場合
 方位角が違う1番、2番のそれぞれの屋根ごとに太陽電池容量をまとめます。
 (パネル1枚当たりの太陽電池容量が180Wの場合)
屋根2面方角
屋根2面の時のシート例
【2】−3 パネルを設置した屋根面が6面以上の場合
 自己診断支援システムは屋根5面分までしか登録できません。そのため、6面以上の屋根面に設置されている場合は、同じ「方位角」の屋根をひとつにまとめてください。下記の例では、1番と3番を同じ面として、2番と4番と6番も同じ面として、5番と7番も同じ面として、7面の屋根を3面の屋根のようにまとめます。
 (パネル1枚当たりの太陽電池容量が100Wの場合)
屋根7面方角
屋根7面の時のシート例
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